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【観戦記】



【1月30日】 千葉県選手権大会兼天皇杯一次予選Aブロック決勝 市原スポーツクラブvs柏FC(天台Aグランド)

市原 1−(4 PK 3)−1 柏

(この観戦記はある掲示板に私が書き込んだものを一部加筆しました)

インターネットでお知り合いになった鈴木さんより情報を得て、冬晴れと言うにはけっこう暖かかった1月30日に、千葉市天台

のスポーツセンター内グランドで行われた千葉県選手権大会を観戦に行きました。

初めての千葉県社会人リーグ公式戦の観戦に期待しながらモノレールの『スポーツセンター』で下車して、『千葉県陸上競技場』

を目指して歩きました。しかし、今年の高校サッカーで『今大会屈指の好カード』を言われた市立船橋vs東福岡戦が行われた千葉陸

は、入り口には鍵がかかっており、中に入れる気配がありません。『おかしいなあ』と思いつつもう一度地図を見返してみると、その

奥に練習コートらしきグランドがあるではないか!そういえば、鈴木さんのサイトには『天台A』って書いてあったな。地図に

よるとどうもグランドが2面あるし…とさらに歩くこと10分。あったあった!土のグランドが2面。(天台B?はラグビーに

使用されていた)この雰囲気。これが草サッカーの雰囲気です。(でもてっきり千葉陸でやっているのかと思いましたよ(笑)←鈴木

さん)

開始15分ぐらい前につくと、両チームの選手はすでにアップを始めていた。鈴木さん情報によると、市原スポーツクラブは、

その運営がジェフ市原の参加にあるクラブだそうで、そういえば、ユニも黄色と黄緑の『ジェフカラー』だし、マネージャーと

おぼしきかたのジャンバーの背中にも『JEF UNITED』と書かれていました。ジェフ市原のサポーターの皆さん。是非一度

ご観戦を…(そういえばマイクロバスにも『ジェフ市原後援会』と書いてあったなあ)

試合は開始5分(時間は私の時計による推測で、公式記録ではありません)。柏の強烈なミドルシュートがゴールポストに当たって

こぼれたところを押し込んで先制。昨年の県1部5位の柏が先制する形でスタート。その後は両チーム攻めるも決定的なチャンスを

生かせず、前半は1−0で折り返し。

後半に入ると、必死に攻める市原と守る柏の緊張したプレーが続く。しかし、後半16分、市原選手が退場になり、かなり苦しい展

開。しかし1点ビハインドの市原はそれでも果敢に攻める。そしてようやく後半36分。市原の絶妙なループが飛び出した柏GKの

頭上をわたり、同点に。思わず柏ベンチから『OH!神様!』の声が…

このまま延長でも決着が付かず。PKの末4−3で市原スポーツクラブが辛くも勝利。昨年の県1部優勝の面目をたもちAブロックの

代表となりました。

ゴール裏に芝生があってそこで観戦していた人。柏ベンチ横で観戦していた人を合わせて、観衆14人?といったところでしょうか?

でも見応えがあっておもしろい試合でした。選手の皆さん、お疲れさまでした。

このあとB・C・Dブロック代表を決める3試合が残っていましたが、私は千葉で買い物があったためここで引き上げ。


輝く歴史を刻むために…越えねばならない壁がある。

【5月21日】 00年千葉県社会人1部リーグ第2節第3試合   市原スポーツクラブvsTATSUSHO(新日鐵大和田G)

市原SC 9−0 TATSUSHO

私がこのようなホームページを立ち上げた以上、この目で生リーグ戦を見てみたい!という欲求から、自動車で1時間30分弱あまり

かかる君津市の新日鐵大和田グランドに、第2節を観戦に行きました。

なぜ私がこの試合を選んだのか?まずはリーグ戦のほとんどを行う、いわば県1部リーグの『聖地』新日鐵グランドを見てみたいと

いうこと。そして、このサイトの掲示板に訪問いただいている『TATSUSHO FW』さんのプレーを実際に見たいということ。あと今

年の優勝候補の市原スポーツに、今年1部に昇格したばかりのTATSUSHOがどこまで食い下がることができるのか?

そして、14:00試合開始という遠方からの訪問には適度なキックオフ時間ということ。等々。

国道16号を千葉方面から富津方面に向かって走行。『新日鐵正門』を越えたら16号をはずれないように左折、すぐ『大和田』交差点

があるので、16号と分かれる形で直進してすぐ信号のないト字路を右折して坂を思いっきりあがると右に『新日鐵野球場』が見えるので

そこを右折して突き当たりがサッカー場です。

芝のグランドが2面とれる広いグランドの右側で試合は行われていました。まだ第2試合が行われていたので、とりあえず腹ごしらえを

したあとに、市原スポーツの三浦コーチにご挨拶を。すでにアップを行っていたために、『TATSUSHO FW』さんにご挨拶をすること

はできませんでしたが、気合い入っているように見受けられました。

試合は開始から市原スポーツが優位に試合を進めていくも、TATSUSHOも、市原のサイド攻撃をきっちりケアして、25分くらいまでは

互角の戦い。

しかし(時間は推定。以下も)、28分、ついに市原に得点が入る。さらに32分、左からのクロスを頭で合わされ2点目、さらに36分

また左からのセンタリングを合わされ3点目が入る。

後半に入っても、市原の猛攻は続く。49分、1−1になってしまい、浮かして4点目、63分にはPKも決められてしまい、結局9−0

という大差が開いてしまった。TATSUSHOの選手は、4点目が決められたあたりから、『切れて』しまったのか、急に足が止まってしまい

、一方市原は運動量に勝り大差が付いても集中を切らすことがなかった。

市原スポーツは、1月に観戦したときより、さらに強力になっているように見えた。ボールに対するチェックの入りの早さや、運動量。

サイドからの攻撃とセンタリングの正確さと、基本がきっちりできており、戦術的にも(他チームの方も見ていると思われるので、あまり

詳しくは書きませんが…)一人一人が次のプレーを読んでいるという点でも、やはり県1部リーグとしては抜きんでているのかもし

れない。やはり市原にはさらに上位の関東リーグを見据えたチーム作りを進めている点で、さらに精進をしていってほしい。

さて、TATSUSHOだが、こういう展開になってしまうと、私も経験があるが、試合中のモチベーションがたもてなくなってしまい、

気ばっかりあせってしまい、さらに泥沼にはまってしまうという残念な結果になってしまった。でも私は、点差そのままの実力差があった

とは思えない。ポストプレーも、身長のあるFWを有しているし、1−1であわやゴールというシーンも何回かあった。

なによりも、点差が開いてもゴールを目指して、運動量が落ちながらも、1点でも取って前でプレーしようという気迫が感じられたのは、

非常にすがすがしく感じた。確かに一つ一つのプレーや、中盤でのボールキープには、市原に『一日の長』があったかもしれないが、

だからといって、1部の他のチームには十分試合になると私は思っている。是非、次節は気持ちを切り替えて、もう一度立て直して

是非5位以内の決勝リーグ進出を目指してほしい。

市原スポーツクラブとTATSUSHO。それぞれのチーム事情は違うし、目標も違うと思うけど、それぞれのクラブの歴史を

刻むべく、今日の大差の試合を、それぞれの『糧』・『第一歩』として残りのリーグ戦、是非がんばってください。本当に

お疲れさまでした。


地元四街道で昇格初勝利!!

【6月4日】 00年千葉県社会人1部リーグ第4節第2試合   TATSUSHOvsFCノーベント(四街道総合G)

TATSUSHO 2−0 FCノーベント

 『四街道総合グラウンド』。芝でもなければ、土のグラウンドでもない。いわゆる『校庭』のような砂のグラウンドである。

スタンドはあり、観戦するものにとってはよく見えるのではあるが、選手にとっては、あまりにもヘビーな条件だと思う。

加えてこの日は非常に暑く、選手にとっては、芝より明らかにボールが弾むコンディションを、いかにして味方に付けることが

できるか?が注目の一戦となった。事実、バウンドしたボールが予想以上に弾み、トラップに苦労したり、縦に出したボールが

飛びすぎてオフサイドに引っかかると言ったプレーが随所に見られた。

 FCノーベントは、『国際サッカー専門学院』というサッカー専門の学校を母体にしているチームである(詳しくは当サイトの

『リンク』を参照したください)。『サッカーで学び サッカーで学ぶ』をモットーに、楽しみながらサッカーのおもしろさを

学び、将来のサッカー界を背負っていくような人材の育成を行っている専門学校である。ノーベントとは『新しい風』という意味。

大学サッカーとはまたひと味違った自由な気風のサッカークラブである。最近はルネス学園等、全国にもこうした専門学校が増えて

きている、今後、サッカー界の『ムーブメント』となるかもしれない。

 試合は、ノーベントの村松さん(国際サッカー専門学院 学院長)とご一緒させていただきながら、スタンド観戦を行った。

 開始6分、TATSUSHOはこぼれ球から決定的なチャンス。9分にも左からの強烈なボレーをノーベントがしのぐ。16分にも

左サイドからあがって絶妙なセンタリングを行うがヒットせず惜しいチャンスを逃す。開始からTATSUSHOがペースをつかむが、

ノーベントも21分、左から1−1のチャンス。シュートも惜しくもキーパー正面。ノーベントは30分過ぎから徐々にペースを

つかむが、あと一歩といったところで前半を終了。

 そして後半5分、左サイドをあがったTATSUSHO2番が豪快なミドルシュート。見事なゴールで先制する。また12分にも、

センタリングを、さっきよりやや中央で受けた2番の選手がシュート。この2本のビューティフル・ゴールでTATSUSHOが2−0

とリードする。この辺からノーベントも左からの上がりが鋭くなり、再三チャンスを作るがTATSUSHOキーパーのナイスセーブも

あり得点することができず。結局2−0で、TATSUSHOが、うれしい昇格初勝利をあげた。

 TATSUSHOは、今日は非常に攻守にさえを見せていた。『砂』のグラウンドでの戦い方を知っているのか(?)、ロングボールを

多用し、シンプルにつないでいったのがよかったのだろう。特に、両サイドからの上がり・中央からのピンポイントからの攻撃

(オフサイドにひっかかるケースが多かったが…)と、攻撃のバリエーションも多く、チームとして波に乗ったら非常に楽しみである。

 対するノーベント。村松さんも、『短期間でのチーム作りの難しさ』を言われていたが、若いチームだけに、運動量はあるし、

あとはコンビネーションや、味方がボールを持ったときのケア等の細かいところが修正できれば若さで乗っていけるチームだろう。

あと数試合後には、きっと別チームのように機能していると思う。

 今日は、砂グラウンドでの戦いになったが、今度は『芝』のグラウンドで、もう一度見てみたい両チームの戦いだった。

 最後に、村松さんから、地域サッカーへのとてもすてきな構想をお伺いした。機会があったら是非このサイトでも

ご紹介したいと思うが、村松さんのサッカーに対する『情熱』『想い』が、きっと今後のサッカー界に影響を与えて

いく日がくると思った。

 村松さんの唱える『総合型スポーツクラブのビジョン』。本当の意味での『地域』『行政』『市民』が『参加』し

『盛り上げ』ていくようなスポーツ環境の構築を私も願っている

(これについてはいつか『コラム』にしてみますね。村松さん)。


大勝のあとにめざすもの・大敗のあとに学ぶもの・・・

【7月22日】 01年千葉県社会人1部リーグ第8節延期分   市原スポーツvs三井造船千葉(TPC市原後楽園)

市原スポーツ 11−1 三井造船千葉

 『酷暑』という言葉がぴったりの、今日のコンディション。グラウンドはおそらく50度近くに達していたかも知れない。

プレーしている選手にとっては、前日のJリーグの空調の利いたドーム球場でのナイターサッカーがうらやましかっただろう。

 そんな中、市原市のTPCサッカー場で、市原スポーツと三井造船千葉の第8節延期試合が行われた。

 市原スポーツはここまで、リーグ戦6勝無敗1引き分け。すでに、早々と上位リーグ進出を決めている。対する三井造船千葉

は、ここまで、8戦全敗。最終節の対戦相手が、強豪の市原スポーツとはなんともやりにくい相手。加えて、この猛暑は、選手の

体力を容赦なく減退させていく。

 試合は推定観客3人?の中、予定通り11時にキックオフ。試合は前半から市原ペース。特に右からのあがりは三井ディフェンスを

翻弄する。(手時計)15分には、市原18番(DF)、中央からのドリブルでキーパーと1対1。これを落ち着いて決め先制点。

さらに20分、右からの28番のセンタリングを、9番がダイレクトで合わせて2点目、さらに風にも乗って市原の猛攻は続き、

三井ゴールにシュートを放つ。26分にはコーナーキックを2番がヘディングで合わせて3点目。31分・36分にもゴールを

決めて、前半で5−0と大量リード。三井造船選手の『思いっきりチャレンジしていこう』の声も、身体がついていかない。

 後半開始早々、三井もいい形でシュートまで持って行くが、決定力に欠く。そうしているうちに、市原は4分キーパーの飛び出し

をかわして、落ち着いて6点目。しかし、8分には三井、PKを決め待望の1点を取る。その後も、すでに最下位が決まって失う

ものがない三井は、果敢にゴールを目指し、チャレンジ精神で押し上げていく、しかし、逆にロングボール1本を通されて、

戻りきれない三井ディフェンスを翻弄するように市原がゴールに迫る。12分には、右からのコーナーキックをダイレクトで

合わせて7点目、10分から20分の間は、市原の怒濤の攻めで、19分には中央からキーパーと1対1を決め8点目、

24・25分にも市原の中央からのドリブルに三井DFが戻り切れずに失点。41分も追加点をあげ、結局11−1という大差

で市原が勝利。次週の古河戦・上位リーグに向けていい勝ち方をした。

 三井造船は、今年1部昇格を果たしたわけだが残念ながら全敗。しかし、今日の試合に関して言えば、2−1も11−1も同じ

という気持ちで戦ったわけで、大敗は責められるものではない。強豪市原に真っ向から向かっていった結果で、来年はこの経験を

生かして頑張ってほしい。三井にとっては、この酷暑の中、市原と戦って敗れたというこの試合はチームの歴史に残るであろう。

 市原スポーツは、あと、上位リーグ4試合を含めて5試合を残している。また、『得点王』奪取というモチベーションもあって、

手を抜くことなく最後まで攻め続けた。今日の試合ははっきりいっていかんともしがたい実力の差があった。千葉県リーグでは、

やはり古河千葉とともに実力が抜きんでている。後は、もっと強いチームとどんどん戦って、経験を積んでいくことが必要かも

しれない。例えば、(すでにやっているのかも知れないが)母体組織のジェフ市原や、関東・JFL級のチーム、また、鴨川や

館山にキャンプに来るJクラブとの練習試合とか。細かいミスを少なくしていくには、そこにつけ込んでいけるようなもっと強豪の

チームとのマッチメイクが必要だと思う。千葉県リーグだから許される細かいミスをどうなくしていくか?この辺が市原スポーツが

もう一つ上を目指す鍵かもしれない。

 今日の試合は11−1と、大差が付いた試合だが、ただ数字の記録として残る大差を一つ一つ考えていったとき、やはり、

生で観戦して、その『理由』を探し出していくということは興味がある。ましてや、普段は普通に仕事をし、家庭を持って

、サッカーを楽しんで向上を目指している選手が集まってプレーしているわけで、きっと、今日プレーしていた三井の選手

が、数年後、もっと上のリーグにいるかもしれない市原スポーツのプレーぶりを見て、『あのチームには、昔、市原の

サッカー場でこてんぱんにやられたなぁ』と振り返るような瞬間があるかも知れない。

もちろん、逆に三井が数年後、市原を凌駕していることだってあるかもしれないが...

 そんなことを考えると1サッカーファンとしてこのリーグを長い目で見ていくのもおもしろいのかもしれないと考えて

しまった今日のゲームだった。

(プレーしている選手の皆さん。酷暑の中、本当にお疲れさまでした!!)